お住まいに様々な被害をもたらすシロアリ。
私たちが安心して暮らすためには、定期的にシロアリ対策を行う必要があります。
しかし、シロアリ駆除や予防は何年おきにするのがベストなのでしょうか?
そこで今回は、シロアリ駆除・予防の頻度についてご紹介いたします。
■シロアリ駆除・予防は何年おきにするべき?
結論から申し上げますと、シロアリ駆除・予防は最長でも5年に一度が目安となります。
その理由としましては、シロアリ駆除・予防の際に用いる薬剤が「5年の効果」を目安に作られているからです。
しかし、万が一駆除漏れがあったり、環境や状況によってはさらに持続期間が短くなってしまうことがあるため、施工後5年間は絶対に安心ということではありません。
5年後の施工までに建物がシロアリに侵食されてしまう可能性も考えられます。
仮にシロアリに侵食されていた場合、3年程度で大量繁殖しお住まいを侵食してしまいます。
可能であれば万が一に備えて、早めに駆除・予防することが好ましいです。
そのため、あくまでも最長期間が5年間であるということを頭に入れておきましょう。
■薬剤の効果が過ぎた状態で放置すると?
シロアリ駆除・予防を何年も怠ってしまうと、シロアリにより侵食されて床がきしんだり、柱が空洞になったりとお住まいの耐久力を著しく低下させてしまいます。
最悪の場合、倒壊する恐れもあります。
また、新築を購入したばかりだと、シロアリ対策をしているからと安心してしまいがちです。
しかし、新築であっても薬剤の効果が薄れていた場合、シロアリが発生してしまうことは十分に考えられます。
さらにそのまま放置していると、シロアリが成長して羽アリとなって、大量発生するという事態が起こってしまうことも。
新築だからと油断せずに、定期的にシロアリ駆除・予防を行いましょう。
■まとめ
シロアリの駆除・予防は最長でも5年が目安です。
駆除・予防を行うとなるとお金や時間がかかるため、面倒に感じる方もいらっしゃるかと思います。
しかし、そのまま放置しておくことで、大切なお住まいにシロアリ被害の危険がせまってきます。
手遅れになる前にも、早めの対策することが肝心です。